はじめに
肝臓のアルコール分解能力を上回るアルコールを飲んだときに起こる、吐き気･頭痛･倦怠感。これが「二日酔い」と呼ばれる症状です。
自分の限界を知り、それを超えて飲まなければいいのですが、いろいろな事情からそうもいかないのが大人の世界ですね。
なってしまった二日酔いにはどう対処したらよいのでしょうか。
二日酔いになってしまった時の対処法
水分を摂る
嘔吐感・頭痛は、アルコールによる利尿作用や、アルコールを分解するために体内の水分を使ってしまったために起こる脱水症状が主な原因だと考えられています。
又、アルコールが胃壁を刺激して胃酸過多、つまり胃酸が出過ぎていて、これが胃を傷めてむかつきの原因にもなっています。
つまり、脱水症状を和らげるためにも、胃酸を薄めるためにも、大量の水分を取ることが最も有効な二日酔い対策だと言えます。
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食欲がなくても、できるだけ水分を取るように心がけましょう。
参考サイト:Wikipedia「二日酔い」
塩分・糖分を摂る
二日酔いの朝には梅干を食べると良い、とか、味噌汁を飲むとよくなる、といいますね。
これは、二日酔いの症状が脱水症状であると考えれば、失われたミネラル分を補うために、理にかなった方法だといえるでしょう。大量の水分と一緒に、ある程度の塩分をとって体のバランスを整えましょう。
更に、脱水症状と共に、二日酔いの症状を作り出す現象が「低血糖」です。肝臓がアルコールを分解するのに忙しく、本来体に必要な「糖」を作り出すヒマがない状態です。
これを解消するためには果物がお勧めです。糖を補給するだけではなく、果物に含まれる酵素がアルコールの分解を助けてくれます。
塩分･糖分を摂取するために、水分を取る時にスポーツドリンクを選ぶというのも良い選択だといえます。
B-12欠乏性貧血
又、水を購入して飲むのならば、ミネラル分を豊富に含んだ硬水を意識して選ぶと良いでしょう。
Wikipedia「脱水」
All about「二日酔い・悪酔い防止法あれこれ」
漢方薬を飲む
二日酔いには、医師や薬剤師に相談して、漢方薬を飲むのも有効です。
五苓散（ごれいさん）や黄連解毒湯が二日酔いに効く漢方の代表です。五苓散は消炎性の利尿作用があり、むくみや嘔吐を改善するそうです。
黄連解毒湯は解熱、解毒作用があり、アルコールの分解を促進する効果もあるそうです。
どちらもネットで手に入ります。下記の参考サイトでも販売されています。
参考サイト:漢方薬の基礎知識大辞典「二日酔い」
参考サイト：漢方薬の基礎知識 「五苓散」
参考サイト：漢方薬の基礎知識 「黄連解毒湯」
おわりに
お酒を飲む前に水分、漢方を飲んで、何か食べておくだけでもかなり次の日の負担が違いますね。
型の薬うつ病
飲む前のケアを怠らず、節度を守って飲酒し、それでも度が過ぎてしまったらこの基本的な3つのアイテムを思い出していただければ幸いです。
（Photo by 足成）
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